ハナコとしなやかメンタル作りチャンネル

子供の頃。自分のありのままの欲求を正直に表したところ、お母さんに適当にあしらわれ、スルーされました。また別の時、怒りを表現したところ、お母さんから叱られました。 相手から関心をもらえない時、理想とするストロークがもらえない時、私たちは否定的なストロークでも良いから欲しいと思ってしまいます。 そうして、「怒ればお母さんは僕/私の方を向いてくれる。」そう味をしめた子供がその感情を強化される経験を繰り返し、怒りで周りをコントロールする大人になってしまいます。そうなると、自分の素直な欲求が分からなくなってしまいます。 このように自分の本当の感情を代用する感情、所謂偽の感情を、交流分析ではラケット感情と呼びます。 ラケット感情は私たちを過去に縛り付け、人生において何度も何度も繰り返しコントロールします。もしあなたに、何度も繰り返す不快な感情があれば、それはあなたのラケット感情かもしれません。自分のラケット感情に気付き、ラケットに支配される人生から卒業したいですね。