わからない人がわからんと言うてるラジオ
山口丹暉

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現代タロット占術師、講師の山口丹暉がわからんけど喋ります。 タロット占術師という職業は、仕事としては完全に「スピリチュアル業界」の人という区分ですが、私はスピリチュアルなメソッドや言語に基づいて話すことはまぁ、しないです。 スピリチュアル、という区分で表される事象ってわざわざ言わんでも当たり前にこの世にある法則で、重力や磁力や慣性力みたいなもんとそう変わらんのでは無いでしょうか。 証明されてないからそれらとは違うだろ、とお考えの向きもあろうかとは思います。とはいえ我々が当たり前みたいに「空気」に取り囲まれてると証明により認知したのだって、いつか知りませんが有史以来を数えてみれば割と最近なのではないかな、と。 あるとか無いとかに関しては、別にその証明に目くじら立てようが立てまいが「関係なく存在してしまう」もんだろうと思っています。 いわゆるスピリチュアルな用語は、現在かなりの割合の人々がその使われる場面や指し示す範囲なんかをボンヤリと認知できてしまう程度には人口に膾炙した状態だと思います。商用展開の意図があるサイドから見れば、下地、前振りとして、パッケージングし流布させる事に成功した状態ですよね。 一方で私自身の興味は、言葉で切り取った事象の、そのトリミングの外側に捨て置かれた事柄にあり、すでにパッケージングされた言語で話せることが何も無いと感じるので、 スピリチュアルという範囲で語られる事柄に関しては概ね肯う構えですが、それらしき用語に自分の考えを仮託しようとは思えないということです。 言語化以前の感覚は、言葉の剣で「簡潔にトリミングされ・汎用性を得て・対外的に発信可能とな」るわけですが、 切り捨てられた部分の内訳を本人が詳らかに知らないという状態は後々、正体不明の「ひもとくことができない心の諸問題」に変化固着するのだと思っています。 正体不明だから解決方法がわからなくて自分で悩みと認識していること、 名付けられる以前の感覚や感情を言語化のために刈り込んで無自覚だった部分に、その悩みを解明する糸口が落ちてたりしませんかね、と、そんなスタンスで話しています。解決じゃなくて解明。 決定打のような解答はもとより存在しないことを前提に、正体不明のそれをそれとして眺めるきっかけになれば。
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