『わたしはからっぽ』
わたしはからっぽ
からっぽだから
そのすきまをうめようと
だれかのすばらしさを
そのすきまにつめこむ
あなたのすばらしさが
からっぽのわたしをうめる
たくさんのひとのすばらしさで
わたしはできている
だれひとりとして かけちゃいけない
だからわたしは
あなたのすばらしさを
だれかにつたえようとする
からっぽのわたしをうめてくれた
すばらしいあなたを
あなたのすばらしさを
たくさんのひとに
しってもらおうとする
わたしのなかの
たくさんのあなたたちが
きょうもわらって
あしたもわらって
すごせますようにと
いつもいつでもねがってる
わたしはからっぽ
まだまだからっぽ
だからまだまだつめこめる
あなたのすばらしさを
もっともっとつめこめる
わたしはからっぽ
いつまでもからっぽ
すばらしいあなたを
あなたのすばらしさを
たくさんつめこめるために
わたしはからっぽ