[背中を押してくれた女将さん]
むかし「起業したいけど踏ん切りが付かなかったヘタレな僕」が、何かを吹っ切りたくてバイクを買い、フェリーに積んで北海道へ11日間ツーリング。
最終日に洞爺湖を通りがかり、湖畔に立つラーメン屋で女将さんに悩みを打ち明けたら「人生一度きり、おやんなさい」って背中を押してくれた。
東京へ戻り、翌日会社に辞表を出して、あれから24年。マンション管理士として起業して色々あったけど、あの時の決断は間違っていなかった。
その後、洞爺湖の店「味一」は閉店し、女将さんにお礼が言えないとガッカリしていたらX(Twitter)で「札幌に移転したらしいよ」と天の声をいただき、今日、初の札幌出張(プロ理事長の営業)で足を伸ばして行ってきました。
お店、あったあった!
暖簾をくぐってすぐ「いらっしゃいませ。いま券売機が壊れちゃって、ごめんなさいね。注文ききますね」
顔と声、そして醤油ラーメンを味わう舌で「女将さんだ」と。
24年ぶりに会って、あの時のお礼を伝えてきました。
お昼時で混んでたので「これから札幌で仕事できそうなのでまた来ますね」と、そそくさと出てきました。
涙が溢れました。恥ずかしくて出てきちゃった。
本当に幸せなひとときでした。
「人生一度きり、おやんなさい」
決断に迷ったら必ず思い出して奮い立たせる、女将さんの言葉のお陰で今の自分があります。
#洞爺ラーメン廣瀬商店
#札幌