■質問
TC96ダイナに今乗っています。こんど、1994年エボ中期のFXDLSに乗り換えを検討しています。
乗り換えの目的はノーマルマフラーでもそこそこ音量があり、ハーレー特有の鼓動感が強そうなので考えています。
しかし、エボの中期あたりは購入後のトラブルが心配です。ツインカムとエボの乗り味や整備の為に100万エンジン以上出すほどの価値や大きな差はありますか?
■主張
1994年以降のエボであれば信頼性は高く、致命的なトラブルは少ないと思います。
ただ、100万円の予算があれば現在のTCをチューニングすれば100万円以内で、エボ以上の鼓動感、パワー、信頼性は得れます。
■詳細
1994年以前は4速ミッションののオイル漏れ、クラッチが全般的に弱い、90年まではコルクのガスケット、バルブガイドがラバーのためオイルが漏れやすい、92年式はシフタースプリングが折れやすい、93年式はプーリーのスプラインにガタがある。
ただし94年式はプライマリーとミッションの接合部がオイル漏れが発生しやすい。ですが、現在のガスケットで簡単に抑えられます。95年からはブレーキホースが低膨張に変えられている為タッチが良いため、タッチが気になるようであれば95年以降のタイプが良いと思います。
これらの整備、トラブルに100万はかからないので、気に入ったエボがあれば買いだと思います。
ただ、100万の余裕があるのであれば現在のTC96のエンジンをカスタムすれば、エボ以上の鼓動感、パワー、信頼性は得れます。
もちろん時代的な魅力はありますし、ノーマルでも楽しいのがエボの魅力だと思うので楽しく悩んでみてください。
#ハーレー #ハーレーダビッドソン