10/23、朝日新聞の記事でこんな記事がありました。
年金積立金管理運用独立行政法人
(GPIF)と日本銀行が
東証1部企業の8割約1830社で
発行済株式の5%を超える
大株主となっていると報じました。
株価を維持するために
株を買い支え続けた結果
かなり影響力のある状態に
なってしまったのです。
これほどの保有量となってしまうと
GPIFと日銀が売るだけで
大暴落してしまいますので
もはや売るに売れず
年金と日銀と上場企業、そして国民は
運命を共にすることになります。
なぜ、こんなことになったのかというと
外国人投資家などの売る株を
高値で買い支えることで
日経平均株価を維持し
景気が良いふりをしてきたからです。
あまり儲かっていない調子の悪い会社は
本来売られて株価が下がるわけですが
最近は国民の年金などを使って
買い続けている状態なのです。
この先にある未来は何かというと
今現在、実態経済に対して
株価はかなり割高であるため
まだまだ投資家に売られます。
そして、GPIFや日銀は
まだまだ買い支え続けるでしょうが
どんどんGPIFや日銀の
保有割合や金額が増えていきます。
GPIFのお金は限度があるため
どこかで買い支え続けなくなりますし
日銀はお金を刷り続けると
円の価値が下がって物価があがります。
今は物価上昇を防ぐために
金融緩和と合わせて
デフレ政策をやっているので
物価は上がっていませんが
これはアクセルとブレーキを踏んでいる
状態なので、どこかで壊れます。
壊れたら、全上場企業
全国民が被害を受け
儲かるのは日本株や日本円を売り抜けた
投資家だけになります。
というわけで
最近は株価と仮想通貨価格が上がって
浮かれている人が多いのですが
株価暴落もしくはインフレには
常に警戒しておくことをお勧めします。
#株価 #暴落