皆様、寒い1日になりそうですが、如何お過ごしでしょうか?今日でスタエフを配信して10ヶ月目に突入です。最近は聴いてくださる方も増えて参りまして、非常にありがたく感じておりまう。引き続き誰かに刺さる配信を続けて参りたいです。
第279回目は菜根譚の後集の2回目に入って参ります。
今回は下記53項、55項について語りました。
○53項:日日是れ好日
日日是れ好日とは禅語でして、毎日毎日が素晴らしい!という意味の禅語ですが、転じて毎日が良い日となるよう努めるべきという意味を含んでいる様です。
・易経とは?
古代中国の書物。世界最古の書物と言われており、約5,000年前に書かれたものだとも言われております。孔子や孫子や荀子も、易経を読んで学んでいた様です。
潜龍という言葉の通り、龍が入っています。
日本の龍伝説→ 八岐大蛇
中国の龍伝説→ 青龍、黄龍、黒龍などなど
旧約聖書→ リヴァイアサン
※ トマス・ホッブスの名著のタイトルでもあります。
新約聖書→ 本の角と七つの頭を持ち、それぞれの角には神を冒涜する言葉が刻まれた冠がある龍
神話にも登場する龍のお話も掘ると想像力を掻き立てられます!
○55項:自我を捨て去る
・陶淵明とは?
飲酒二十詩を残した六朝文化の代表的な詩人です。お酒を飲まれる方はご存知かも知れませんね。
飲み会の席であればどんなに名声を追い求めている人でも素が出るし、本質がみて取れるという内容に詩が55項とリンクして参りますが、自己主張や自我に囚われているうちは本質には到達出来ないが、肉身も自分のものでないと分かれば、煩悩などがどうして、我の身を侵すことができようか?という趣旨の内容です。
・煩悩とは?
・三毒とは?
・無我とは?
○歎異抄/親鸞、唯円について
釈迦の思想も親鸞の思想同様に別の理解を大衆に誤読されてしまった様ですね。