★「不知火」と「デコポン」
・「不知火」…品種名
・「デコポン」…「不知火」のうち品質の高いブランド名
⇒糖度13度以上、クエン酸1.0%以下、日園連から出荷
・「デコポン」は商標登録済
⇒条件外のものは「不知火」
・品質管理、商標登録、商標を使える条件を設定
⇒高品質ブランドを維持
★業者が間違えて名称をつけてしまうことも
・袋いっぱいにつめられた安い「デコポン」
⇒「デコポン」のシールなし
⇒シールは商標登録済
⇒シールなしの安いものは、単なる「不知火」の可能性
・業者が悪意なくやってしまうことも
⇒表記を見た消費者は信じてしまう
⇒見る人が見れば、シールがないと信頼できない
★ブランドを管理するために
・文字の商標登録の他に、3つのことが必要
①業者や各種メディアで、名称使用について注意喚起
②ロゴを商標登録してつける
③消費者向けに、見分け方を情報発信
・ブランド管理のためには
⇒「品質管理」「商標登録」の他に「商標の使い方の管理」が必要
⇒ブランドの表示と品質が一致
⇒消費者が安全に買える
⇒生産者も利益を失わずに済む
★「デコポン」は、「不知火」とは限らない?!
・「不知火」以外でも、基準満たせば名乗れる
⇒広島の「安芸の輝き」、佐賀の「佐賀果試34号」、鹿児島の「大将季(ダイマサキ)」、熊本の「肥の豊(ひのゆたか)」
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※配信時点の判例通説等に基づき、個人的な見解を述べています。唯一の正解ではなく、判断する人や時期により解釈や法令自体が変わる場合がありますので、ご注意ください。