※参考: #ビジ法16
★著作権ないのに ©︎ マークつけたら違法?
・結論:違法にならない
⇒法律で決められたマークでない
・万国著作権条約3条1項
⇒著作権発生に手続必要な国向けのルール
⇒©マーク+著作権者の氏名+最初の発行年
⇒手続なしで著作権発生する国で発行された外国民の著作物も、同様に著作物で保護
・今は、ほとんどの国で手続なしで著作権発生
⇒©マークそのものに法的な意味なし
★実際にあった争い
・著作権消滅後の©マークは不正競争行為?
http://tyosaku.hanrei.jp/hanrei/cr/6293.html
(大阪地判平成19年1月30日判決 平成17年(ワ)12138号事件)
⇒「ピーターラビット」事件
※参考: #ビジ法65
・不正競争行為にならず
・©マークは「著作権発生させない」「表示なくても保護受けられる」「表示の有無と著作物の保護は無関係」
・©マークの現実的な機能
⇒著作権の存在を積極的に表明
⇒無断使用は著作権侵害なりうると警告
★ © マークの存在意義
・"著作権発生の可能性を外部に知らしめる"程度の役割
★ © マークの使い方
・©+最初に公開した年+著作権を有する人や企業名
ex.) 「©2021べんりしほっしー株式会社」
⇒万国著作権条約3条1項
★「All Rights Reserved.」は必要?
・「著作権法上の全ての権利を留保する」意味
⇒現在は全く意味なし
⇒昔の条約で必要とされた
⇒今はどの国も手続き不要
#はじめまして #べんりしほっしー #ビジ法68 #マルシー #著作権 #AllRightsReserved #パブリックドメイン
※配信時点の判例通説等に基づき、個人的な見解を述べています。唯一の正解ではなく、判断する人や時期により解釈や法令自体が変わる場合がありますので、ご注意ください。