★青木志帆著『相談支援の処「法」箋: 福祉と法の連携でひらく10のケース』
www.amazon.co.jp/dp/4768435874
虐待、家庭内暴力、万引きを繰り返す高齢者、「おひとり様」の葬儀や遺産の問題、8050問題と親亡き後の問題など、福祉現場に日々押し寄せられるケースについて、「市役所で働く弁護士」の視点から書かれた本です。
複雑で多様な福祉現場の「困難事例」に対して、法律でスパッと解決できることは少ないけれど、法律の考え方を持ち込んで考えてみれば、解決の道筋がみえてくるかもしれない。
そんな「福祉と法の連携でひらく10のケース」を読み進めていくと、「福祉の現場で、法律を使う/弁護士と協働するとは、どういうことなのか」という、筆者の強いメッセージを感じ取れます。
市役所の福祉現場の最前線で戦う青木志帆弁護士にしか書けない渾身の1冊。