短いお手紙
いただいたご縁に深く感謝するとともに、私をシャンティハウスという生涯のミッションに導いてくれた最愛の息子、優大の話を少しシェアさせていただきます。
私はひとは何のために生きるのか?幸せとは何なのだろう?と考えることの多い子どもでした。感受性の強さから来る生きづらさと体調不良をずっと抱え過ごした子ども時代を経て、私の元に舞い降りた命にどれほど癒され幸せをもらったかわかりません。実は誕生した長男の優大は水無脳症というとても重い障がいを抱えていました。首も据わらず言葉も話さない彼でしたが、純粋ないのちそのものとしての愛をその存在をもって体現し、10年という掛け替えのない時間を通して私たちに多くの学びを残して旅立ちました。
「私たちはみな生まれながらにもう十分に価値がある。何ができるとか人よりも優れているということに関わらず、出会い繋がりあう中でお互いの存在を共有し影響を与え合い生きている。」幼い頃からの問いの答えを優大が教えてくれました。この想いを広くお伝えする人生の旅の続きに、地球の家族であるあなたとご一緒できることを願ってこのお手紙を贈ります。
放送はわたしが受け取った優大からのメッセージを詩にしたものです。
言葉の話せない彼からのメッセージ。少し不思議な、でもほんとうのことが綴られています。
わたしたちと優大の10年間の物語はこちらにまとめられています。
https://www.shantihouse.life/yudai-and-ours-story