今回ご紹介する絵本は「おむつのなか、みせてみせて!」です。
文・絵:ヒド・ファン・ヘネヒテン
ベルギー出身の人気絵本作家さんで、本作は20以上の国で翻訳されています。
なんと、販売部数10万部を突破したベストセラー。
2018年に発行。
対象年齢は1〜5歳ごろ。
おおきなおむつをはいたネズミくんが主人公。
彼はとっても知りたがり屋さん。
穴があればつっついてみるし、ビンがあればのぞいちゃう。
そんなネズミくんが気になって仕方がないもの。
それは、
お友だちのおむつの中。
「おむつの中は、いったいどうなってるんだろう?」
一度気になってしまうと、動かずにはいられません。
ネズミくんはさっそく聞いてみます。
「おむつの なかを みても いい?」
「いいよ。どうぞ!」
最初に見せてくれたのは、うさぎくん。
おむつ自体が仕掛けになっていて、めくることができます。
そこを開くと出てきたのは…
ころころうんち!!
次はやぎちゃん!
おむつの中は、つぶつぶうんち。
こいぬくんは、うずまきうんち。
じゃあ、うしちゃんは?うまくんは?
みんなのおむつの中にあるのは、それぞれ形の違ううんち。
次々に登場する個性的なうんちに、子どもたちも大笑い。
じゃあ、ネズミくんのおむつの中にも…?
さて、どうなっているんでしょうか。
読んでみてのお楽しみ。
おすすめポイントは次の3つ
①楽しくトイトレ
②動物の生態を学べる
③自分でやりたがる子どもにうってつけ
トイトレ感のないトイトレ絵本。
世界中で愛される理由がわかる素敵な絵本です。外国の子どもたちも、同じ絵本を読んでトイトレに奮闘している。そう考えると、なんだか不思議な気分になりますよね。それと同時に絵本の力を見せつけられた気持ちにもなりました。
絵本を読み終えてお子さんがトイレに向かう姿、見てみませんか?
#絵本