目の前に心を振り乱すようなことが起きても慌てないで。
その心の乱れ。お釈迦様は悟られる前の晩3人の美女達にあれやこれやと心乱される誘惑を受けたそう。
けれども、お釈迦様はわかったそうなんです。目の前に現れる様々な物事は自らの煩悩によるものだと。
それがわかった時3人の美女は消えていなくなったのです。
わたしの、あなたの目の前で起きている悩ましい出来事は・・煩悩からきているのでは。
穏やかで満ち足りた心の状態「中庸(ちゅうよう)」でいたいものです。
琴の音を聴き難行苦行を続けても悟れないと気がついたお釈迦様。
弦を張りすぎず、弛めすぎず、ほどよい加減が丁度よい。
つまりはバランスよく、ということでしょうか。