「コロナ治療薬」の発見
すべての始まりは2020年1月
中国武漢での感染爆発を機に、世界中で大流行した新型コロナウィルス
当初は有効な治療法も感染経路もわからない状態で、未知のウィルスは人々を恐怖に陥れた。
そんな絶望的な状況の中、
一筋の光が差し込む。
それは「コロナ治療薬」の発見。
国内の臨床試験で、ヒドロキシクロロキンという、抗マラリア薬に、新型コロナウィルスへの有効性があることが確認された。
東京の江戸川病院で投与を受けた
50代男性:
「あの時は本当にしんどかったので、これで治るならとお願いしました。」
男性が入院したのは、2020年4月18日。
意識が朦朧とする中、入院初日からヒドロキシクロロキンを服用したという。
すると、症状に変化が…
「だいたい3日後から、少しずつ熱がおさまったり、倦怠感が軽くなりました。」
病院で行われた臨床試験では、30人のうち重症化で死亡した1人を除く29人の症状が改善。気になる副作用についても、江戸川病院の医師は、安全性は高く信頼できる薬だと話す。
2020年3月にアメリカのFDAが緊急使用許可を出して以来、次々と治療成果が報告された。
「ヒドロキシクロロキンが、はコロナウィルスを殺すことを示している」
当時のトランプ大統領は、ヒドロキシクロロキンの存在を会見でアピール。より一層注目を集めることとなった。
ところが、トランプ大統領がこの薬を取り上げてからと言うもの、少しずつ雲行きが怪しくなり、2020年4月、FDAは突如、ヒドロキシクロロキンの安全性や効果が不明であると言う見解を発表した…
続きは音声をお聞きください。