ロシアのウクライナ侵攻により緊迫する世界情勢。
悲しい映像を目やにするたび、罪のない人々が犠牲になることに心が痛みます。
学生時代に被爆者の証言を英語翻訳する活動に携わっていたのですが、戦争を経験された方々から直接お話を伺う機会があるたびに、今という時代が、過去の戦争で犠牲になった方々の、血と汗と涙でやっと手にしたものだと、平和の重みを痛感するようになりました。
はだしのゲンの作者の中沢啓治さんに生前お話を伺った時には、「日本は武力に頼ることなく、平和外交に徹するんだ」と真剣な面持ちで思いを託してくださいました。
しかし、今のウクライナの状況を見ると、話し合いの予知すら与えられない環境でどのように平和外交ができるのか分からず複雑な気持ちになります。
ただ、今の私にできることは
私の居る場所で
小さな平和をつくり続けていくこと
そのために『焼けあとのおにぎり』
の読み聞かせを録りました。
戦争ではない道を選ぶために
何ができるのか
一緒に考えていきましょう
作 うるしばらともよし
絵 よしだるみ
内容
キヨシの住んでいた東京の下町は、東京大空襲で焼け野原となった。戦争はむなしく終わり、福島のおばあちゃんのもとに疎開していたキヨシは、東京へ家族をさがしにいく。
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