きっと耳を澄ますにつれ庭がどこまでも広がってスウスウ流れこんでくること請けあいのラジオ『庭声』の更新です。
第五回目となる今回は、独立研究者・森田真生さんの『僕たちはどう生きるか』を繙きながら、ウイルスや気候がもたらしている現実において、この普遍的な問いへ、庭師としての応答を試みます。
目次
僕たちはどう生きるか/この本読んで会社やめました/コロナ以後、目に入ってきたのが庭だった/消毒よりも味噌づくり/エコロジカルな自覚/真に人間が健康になっていくことは環境の恢復につながっている/世界の終わりであるところに、これから僕らがつくっていく庭のはじまりがある/屈辱ではなく、存在のよろこび/環境問題の最たる原因は農業である/偽善的であることを逃れられないほどに生態系は豊か/ケータイ代1200円やから