きっと耳を澄ますにつれ庭がどこまでも広がってスウスウ流れこんでくること請けあいのラジオ『庭声』の更新です。
第五回目となる今回は、独立研究者・森田真生さんの『僕たちはどう生きるか』を繙きながら、ウイルスや気候がもたらしている現実において、この普遍的な問いへ、庭師としての応答を試みます。
目次
正解を定める危うさ/みんな優しい/かわいそうは間違いやすい/役割に注意を向ける/かつて人類は植物だけでも3万種類以上を食べて暮らしていた/食の多様性の喪失は生物多様性の消失に帰結する/世界って食べられるんや/農業を変えるのではなく庭を加える/その人の庭を抽き出す/生態最適という大前提/ジャングル激アツ/ぜーんぶようちえん/環境をととのえたらそれが先生になる/余白を意図する/夜な夜なオオバコ/草が生えない校庭の罪/気づいたらおもろいことになってた