【さだダラ#16】『私花集』より「檸檬」

浪人時代に通っていた予備校が聖橋近くにありまして檸檬を聴くとその時の自分の心境を思い出します。これからどうなってしまうのかという不安と、もういっそどうにでもなってしまえという投げやりな氣持ち、狂氣染みた氣持ち、恋愛ではないけれど歌詞と自分の心境がちょっと似ているところがあったから檸檬を聴くと哀愁を感じるのだなと今回のヒゲゴジされの解説を聴いて氣づきました。

遅ればせで25年ほど前に、この曲の聖地巡りをした私にとって、お茶の水界隈は、ギターショップが立ち並ぶ音楽のまち、でした…(^^;; とはいえ、歌詩にある色彩の印象が強く、行き交う中央快速の赤い色（オレンジ色？）、各駅停車の黄色（檸檬色）を、聖橋からじっと眺めていた記憶が鮮明です。 今では、シルバーの車体にオレンジ色？）と黄色（檸檬色）のラインがあしらわれた車両に替わり、快速と各駅停車の区別もなくなってしまったようですね 現在の車両で、詩を書ける感性のアーティスト、いますでしょうかね…

えーそうなんですか！？ 千葉の大学に通っていたワタシは、金がなくなると、当時荻窪に住んでいた祖母の家に泣きついたものでした😅 放送では言えませんでしたが、快速電車の赤い色と各駅停車の檸檬色は、亡き祖母を思い出す、学生時代の懐かしい思い出です🥲結城

そうだったのか〜！色々謎が解けました😊 それにしても、結城さんすごいです🍋　歌もギターももちろん素敵ですが、結城さんがここまで熱く語ってくださるとは！結城さんこれからももっと語ってください💕 ヒゲゴジさんの解説を聞きながら、昔、湯島聖堂から歩いて、聖橋渡ってスクランブル交差点に行こうとしたら、画材屋のLemonを見つけた高校生の頃を思い出しました。 コンサートやCDで聴くのとは違い、歌詩やライナーノートを読むのともまた違って、ヒゲゴジさん解説で、一曲一曲が浮かび上がってくるというか、すごく立体的になってくる感じがします。圧巻でした！ そして、今回納得できたことがもうひとつ！ 毎回ものすごく熱くて、事前リサーチもいっぱいあって、全然ダラダラしてない〜と思ってたんですけど、そっか〜、「ダラダラ」というのは、アルバム行きつ戻りつのことだったんですね！これからも楽しみにしてます💕

やっぱり、皆さんそれぞれ聖地巡礼されてるんですねー🤔さすが、、、 いろんな思い出があって楽しいです😁 そうなんです！内容がダラダラではなく、番組の進み方がダラダラだったのかと、ヒゲゴジさんと笑いました🥸 前回、晩酌をしながら熱い書き込みをしてしまいましたが、その時たまたま飲んでいたのが、これまた檸檬酎ハイでした笑 結城

偉そうに語ってますが、梶井基次郎を知ったのはさださんの「檸檬」を聞いてから。18歳で２つの「檸檬」に出会ってから行く年月、あれこれ思考を重ねながらこの解釈にたどり着きました。

ワタシの知る限り、檸檬を齧ったのはさださんの歌か智恵子抄の智恵子さんぐらい。 恋愛の末、大きな傷を負ったであろうさださんの描く狂気の彼女が、智恵子のように、檸檬を齧った一瞬だけでも正常にもどり、楽しかった日々に一瞬でも思いを巡らせたのなら、曲の中で救いはあるのかなと思いました。 そう思えば、やっぱりさださんの曲に出てくる登場人物はみな、哀しくて優しい。 なんて、晩酌しながら妄想しております😅結城

今回も深い！！！ 自宅の近くのスーパーで特別きれいな檸檬を買って、７時間かけて聖橋に行き、檸檬を手に、陽だまりにかざして写真を撮りました。 盗んでもいないし、噛りもしないし、投げたりもしなかったけれど「檸檬」の世界に浸りました。 そんなファンは沢山いると思います。 ヒゲゴジさん、解説本を出して下さいませ。

やっぱりしっかり聖地巡礼してた😅 さすがです！結城