「ウルトラセブンは変身時間に制限がある。」という説明は本編に出てきません。セブンが強すぎるのか、宇宙人が弱すぎるのか、あっけなく勝負が決まってしまいます。
モロボシダンがウルトラアイで変身するまでに、敵の宇宙人に妨害を受けるなど山場があって、変身してしまえばあっさりと事件は解決して、幕引きをみてしまいます。この辺は、ウルトラマンとは違った新たな路線をねらった、脚本家と監督の表現技法が試みられているわけですが…
こうしたウルトラセブンが強すぎる問題は、後半以降の視聴率の低迷につながると思われます。第7話は象徴的な物語の展開を見せます。そして、あの方の●●をついにかってしまいます…
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<参考資料>
白石雅彦『「ウルトラセブン」の帰還』2017,双葉社
ひし美ゆり子「セブンセブンセブン アンヌ再び…」2001,小学館
ひし美ゆり子「アンヌ今昔物語ウルトラセブンよ永遠に…」2017,小学館
円谷英明「ウルトラマンが泣いている」2013,講談社現代新書
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