★質問
自作のショートストーリーの作品、
以前は「朗読してください」と言っていたが、
新作は、はっきりと言っていない。
それなのに、朗読している人がいる。
この場合どうなるの?
★回答
・前回( #青法301 )説明した「引用」の要件に当てはまれば、作者のCoCoさんに許可なく朗読可
・「引用」の要件に当てはまらなければ、CoCoさんの許可が必要
⇒ショートストーリーは全文読みがち
⇒全文読むのは「引用」に当てはまらない
⇒許可がないとダメ
・「引用」に該当するなら、著作権者のCoCoさんですら文句言えない
⇒著作権法で認められているから
⇒権利が及ばない
★重要
・トラブルを避けるために、作品の取り扱いについて、はっきりとわかるように外部に示すことが大切
ex.) 過去はOKだったのに、今回のはNG
⇒わかるように示さないと「今回も読んでいいのかな?」と勝手に自己解釈
⇒自分を守るためにも、ファンを守るためにも、わかりやすく線を引く
・作品ごとに「今回のは朗読していいですよ」「今回のはお控えください」
「こういうふうに扱うのはOK」「こういうのはNG」と示す
・何かしらKindleや有料販売を考えるなら、それも事業(ビジネス)
⇒事業者側が説明する
★質問者CoCoさんのKindle本
「by your side: ほんの少し背中を押させて下さい」
https://amzn.to/3PyR0yY
・スタエフ専用note
https://note.com/iphossy
⇒フォローしてね
※BGM
「Colors (Remastered)」by Khaim
https://www.khaimmusic.com/post/colors
#青ほっしー #青法302 #著作権 #朗読 #公衆送信権 #引用 #kindle
※配信時点の判例通説等に基づき、個人的な見解を述べています。唯一の正解ではなく、判断する人や時期により解釈や法令自体が変わる場合がありますので、ご注意ください。