数年前に公開されたものですが whip Rush と言う映画がありまして、日本でのタイトルは「セッション」、、名門音楽院でトッププロを目指すジャズドラマーが 教授であるコンサートマスター(指揮者)から様々な嫌がらせを受けると言う、僕らからしたら かなりヤバい映画でした。中でもテンポキープで6時間近く400と言う無茶なリズム、いわゆる倍テンで叩かせ続けたり、オーケストラのテンポをずらしたり、わざわざ入りのタイミングが最も取りづらい部分からやらせて「ズレているな、、」と何度もやり直させて、できなければシンバルを投げつけたり(笑)。スパルタどころの騒ぎじゃございません、まるでVシネマ(笑)。今回はそんな映画をモチーフにして 指揮者がドラマーを潰そうと 譜面よりもテンポを上げて ソロパートの譜面も違う、、そんな状況下で戸惑いながらも必死に食らいつくドラマーが、どのように対処するのか?映画のラストみたいな雰囲気で再現してみました(笑)。指揮者がオーケストラの演奏を締めた後の ドラマーの怒りを込めたソロプレイ、、セッションのラストを思い浮かべていただければ幸いです。
今回もご試聴いただきありがとうございます。