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🌱今日の朗読🌱
お題「私の好きな俳句」で書いた
今日のメニューは
〜筋トレマニアと食堂のおばあちゃん〜
🌱登場人物
とある運送会社の社員食堂のおばあちゃん
マツ、ナミ、はな
トラック運転手の筋トレマニアのお兄さん3人組
今回は食堂のおばあちゃんが若者をからかっている
お話です。
🌱ストーリー
社員食堂では今日も箸が進む。
筋トレマニアが3人連んでやって来た。
「いっぱい食べてね」
はなおばあちゃんが
ドンブリの山盛りご飯を出してくれる。
「今日は栗ごはんですか!」
「食堂にも秋の味覚がたくさん入ってきてるのよ」
はなおばあちゃんは嬉しそうに言う。
「いつも優しくしてもらって嬉しいです。
オレたち。」
「アンタたちにしっかり働いてもらわないと
アタシたちのお給料出ないからね。」
マツおばあちゃんが横から顔を出す。
3人は静かに空いたテーブルへと行く。
「なんだ、あのババァ。」
「オレ一句思い浮かんだぞ。
栗拾い
熊に遭遇
食べられる
どうや?」
「熊も吐き出すだろ?
毬栗みたいなもんだろ?アレ。」
「やっつけて持って帰るんじゃないのか?」
「逆に食べるのか。有り得るな。」
「案外今日のスープとかになってるんじゃないのか?」
筋トレマニアは笑う。
「あら、よくわかったわね。
熊の骨から煮出してるって。」
いつの間にか
ナミおばあちゃんが隣のテーブルを拭いていた。
「え?」
「まさか、冗談ですよね?」
「お姉さん、あぁ見えて猟師の資格も持ってるの。
シェフも熊捌いたの初めてだって言ってたわ。」
「猟師って資格なんですね。」
「じゃあオレたちが飲んでるこのテールスープも?」
「栗ごはんなのに何で味噌汁じゃないんだろう
って思ってました!」
ちょうど最後のひと口を食べ終わった
筋トレマニアたちは箸を置いた。
そして静かに残りの休憩時間を過ごした。
「ナミ、アイツらどうしたの?」
「まさかご飯がお口に合わなかったのかしら?」
はなおばあちゃんも心配する。
「どうもしないわよ。
あの人たちが俳句詠んでたから
私その俳句好きよ、と言っただけよ。」
(2022年10月20日投稿)
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