00:00
-00:00

白い息の朝 ③

おききくださりありがとうございます🥰 こちらはモノカキが自分で書いたものを読んでいる チャンネルです。 平日の16時頃更新しています。 どうぞよろしくお願いします😊 モノガタリードットコムに投稿しています。 🌱今日の朗読🌱 お題  「高校生最後の冬」「仔犬」「出会い」で書いた  白い息の朝 第3章  3/3  (2022年10月18日投稿) ボクが屋上の扉を開けると ギャルはベンチに座って ボクのパンを食べながら 牛乳を飲んでいた。 「それ」 「犬の分でしょ?」 「そう」 「犬がストローで紙パックの牛乳  飲むわけないじゃない。」 ギャルは声を出して笑った。 「そりゃ、そうだけど。」 ボクは馬鹿にされたような気がして 面白くない。 「ねぇ、名前何ていうの?」 「えっ?」 「あのかわいい仔の名前よ。」 あぁ、犬の名前か。 危うく、ボクは自分の名前を言うところだった。 「まだ決まってないよ。」 「つけたら?今。」 「ゆで卵」 「は?アンタの食べたいもの聞いてないし。」 「ゆで卵みたいに白くて  ツルツルしてたじゃないか。」 「バカなの?」 「じゃあ、ゆで太だ。ゆで太。」 「まぁ、いいんじゃない?  のび太みたいなアンタの相棒だし。」 「そういえば、ゆで太は?」 「おばちゃんが病院連れて行ってくれてるよ。」 「病院って、さっきも言ってたよね?  どこか悪いの?」 ギャルはわざとらしく大きなため息をついた。 「どこか悪いとこがないか病院に行くの!」 「オマエに何がわかるんだよ。  偉そうに言うなよ。」 「命の大切さをわかってるつもりだよ。  アタシん家にも犬いるから。」 そう言った彼女の横顔はカッコよく見えた。 「放課後、西門に集合ね!  もう、安心して授業受けなよ。」 同じクラスだったので 一緒に教室へ戻った。 放課後 西門へ行くと、彼女が先に待っていた。 しばらくして ゆで太の乗った車が到着した。 「家まで送ってあげるから乗って。」 とおばちゃんが言った。 ボクは自転車を学校に置いて帰ることにした。 なぜか、ギャルも乗ってきた。 おばちゃんが送ってくれると言ったわけは 「犬飼うの初めてでしょ?  うちで使わなくなったものがあるから。  学生さんだしお金かけなくても  最初はあるものでいいんじゃないかと思って。」 「おばちゃん優しいね。」 とギャルが言った。 ボクが飼うことになってしまっている。 ま、いっか。 ゆで太はケージ越しに目が合うと 嬉しそうに尻尾を振る。 おばちゃんはボクたちの出会いの記念に 首輪をプレゼントしてくれた。 車は家に着いた。 母さんは意外と好反応だった。 リビングにいるギャルを見てニヤニヤしていた。 幼稚園から帰った妹も ゆで太を抱くギャルにすぐ懐いていた。 〜おしまい〜 2000字以内だったのにオーバーしてしまいました🥲 書き直せばよかったのか?と思いながら投稿しました。 ギャルと一緒に教室に戻ってクラスメイトに冷やかされたり、シルバー人材派遣の人たちがお金を出し合って病院代を払ってくれたり、はカットしました。 3/3までおききくださりありがとうございます🥰 #朗読 #モノガタリードットコム #ラジオドラマ #日常 #みどり
2022年10月26日
おすすめの放送
stand.fmの無料アプリでもっと便利に
Google Play Store
App Store
about stand.fm
放送が更新されたらプッシュでお知らせされるので最新の放送を聞き逃さない。
about stand.fm
バックグラウンド再生で他のアプリを使用しながら、放送やライブが聴ける。
about stand.fm
放送やライブ、コミュニティでコメントが送れて配信者とコミュニケーションができる。
about stand.fm
アプリだけでかんたんに音声を収録して投稿できて音声の編集もできる。
jasrac
JASRAC許諾番号
9024598002Y31016
9024598004Y31016
nextone
NexTone許諾番号
000006134
© 2026 stand.fm, Inc.