【中医学】八綱弁証について
弁証には幾つか方法がありますが、今回はその中でも八綱弁証についてお話しました。
・八綱弁証
病態を表と裏、寒と熱、虚と実に分ける方法です。これを基本として気血津液弁証や臓腑弁証を行っていきます。
【表】病変は体表
[寒]
-虚:表寒虚証
-実:表寒実証
[熱]
-虚:表熱虚証(ほぼなし)
-実:表熱実証
【裏】病変は体内
[寒]
-虚:裏寒虚証
-実:裏寒実証
[熱]
-虚:裏熱虚証
-実:裏熱実証
※裏証は気血津液弁証、臓腑弁証に続く
▼ 弁証論治について
https://stand.fm/episodes/63186d6963e137fa058c7ca0
▼六淫について(前編)
https://stand.fm/episodes/639074226f1ce91690271600
▼六淫について(後編)
https://stand.fm/episodes/63998c06ed161ca5329864ed
※用語補足
弁証(べんしょう)、八綱弁証(はっこうべんしょう)、表証(ひょうしょう)、裏証(りしょう)、表寒(ひょうかん)、表熱(ひょうねつ)、虚証(きょしょう)、実証(じっしょう)、裏寒(りかん)、裏熱(りねつ)、自汗(じかん)、無汗(むかん)、実寒(じつかん)、虚寒(きょかん)、実熱(じつねつ)、虚熱(きょねつ)、六淫(ろくいん)、喜按(きあん)、拒按(きょあん)
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