旧ソ連圏の経済に対する黴の生えた批判で今切実に問われるべきものから眼を逸らすわけにはいきませんね。
共産主義から最も遠くに居ると思ってるものがハイテクノーメンクラツーラとなって私達からなくそうと思ってるものが何かをこそ問うべきではないですか。
資本主義の優位性なんてここまで来てしまったらなにかの慰めになるどころか、もう為にする煙幕としか見えません。著者の意図に至っては埓外。
you own nothing,and you will be happy!
そう隠しもせずに公言し推進してるものたちが世界の大富豪大資本家達と権力者達だと云うことを忘れまい。
所有しないのは物だけの世界でないことも公言されてることを知ったうえでこの本を読めば、得るものも多いやに思います。