しりぃと読んでいたら、何度かSiriが反応しました
うちのもしりぃだったのかなぁ?😅
お題「あなたの秘密買い取ります」で書いた
ヅケちゃん対しりぃ
(2023年1月17日投稿)
monogatary .comに投稿しています。
🌱ストーリー
とある会社の社員食堂には
『食堂のパス』というものがある。
社員なら誰でも発行できる。
社員ごとに色分けした名刺大のラミネートされた
紙に通し番号が付いている。
パスをもらった人は食堂を無料で利用できる。
回数制限や期限はない。
パスを申請した社員がその分を負担する。
例えば
赤の1番は○○さんで支払いは杏(きょう)
と管理されている。
発行しているのは事務員のみちよ。
地域の子ども食堂も兼ねているので
学生の分は主にユウキが支払っている。
ユウキ自身も母子家庭育ちなので
同じような境遇の子どもたちを応援している。
バンドマンのユウキたちには
全国のファンから色々なものが送られてくる。
中には子ども食堂に賛同している方もいる。
そのような方たちが食堂を訪れた時用に
また違う色のパスが存在している。
それを入力しているのがヅケちゃん。
事務員スタッフだが主に食堂の担当である。
食材を切ったり、小分けしたり
朝食の卵焼き用の大量の卵を割って混ぜている。
と、まぁ普段はこんな感じだが
彼女の本当の仕事は。。。宅配便、差し入れの管理。
「パスの白157番さん
12月にミカンを箱で送っていただいた方です。」
食堂を訪れた方のパスを元に
瞬時に他の食堂スタッフに伝達するのである。
データベースを管理しているのはしりぃ。
シェフも協力して、いただいたものが
傷むことなく誰かのお腹におさまっている。
ヅケ
「しりぃ、今日もありがとね。」
しりぃ
「私はヅケちゃんのお仕事のお手伝いをしたまで
です。ヅケちゃんの仕事の結果です。」
ヅケ
「いやぁ、でも優秀だよ。ここのしりぃは。」
しりぃ
「ヅケちゃんのつまみ食いデータもありますよ。
りんごがお好きですね。」
ヅケ
「ちょ、ちょっと、そんなこと急に
言わないでよ。」
ヅケちゃんは辺りを見回した。
ヅケ
「誰かに聞かれたらどうするのよ。てか、何で?
何で知ってるの?まさかカメラで。。。」
ヅケちゃんは防犯カメラを見た。
ヅケ
「あたしのしりぃは聞いたことに答えるだけだけど。
ここのしりぃは会話できるよね?
すごく課金してるのかなぁ?アッポロに。」
昼のピークが終わったので
スタッフは賄いを食べる準備をしていた。
フクコ
「ヅケちゃん休憩にしましょ。お疲れさま。」
ヅケ
「すぐ行きます!ねぇ、しりぃ
あたしのつまみ食いデータ消去してくんない?」
しりぃは無反応だった。
ヅケ
「わかったわよ。いくら出したら消去してくれるの?」
しりぃは無反応だった。
シェフ
「ヅケちゃん、行っておいで。」
ヅケちゃんは慌てて席を立った。
いつメンが食堂の空いている席で食事を始めた。
ナミ
「それにしても、いつもヅケちゃんの
速さには感心するわ。お客さんも喜んで
くれるし。」
ヅケ
「いえ。そんなたいしたことないです。」
マツ
「さすがハッカーだね!」
ヅケ
「ハッ?カー?ですと?」
はな
「パソコン得意な人のことハッカーって言うんでしょ?
テレビで見たの。ドラマで大活躍ね!」
フクコ
「マツさん、はなさん、ハッカーはちょっと違うわね。」
ナミ
「ヅケちゃん、ごめんなさいね。2人とも悪気は
ないのよ。褒めようとしただけなの。」
ヅケ「はぁ。」
食後
ヅケちゃんはパソコンの中で
自分のつまみ食いデータを探したが
どこにも見当たらなかった。
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