地球が丸いことが大気と気象に影響を与えている、というお話!
宇宙は-270℃ほどの寒さのため、そのままでは地球も極寒のはずですが、太陽からの熱が届くおかげで地球は温められています。
しかも太陽からの距離が絶妙なため、生命が存在できる適度な温度を維持できているのです。
地球は丸くなっているため、緯度によって熱を受け止める面の角度が違う。角度が違うということは、受け止められる熱の量が違う。赤道付近では熱をほぼ全面に受け止められるので暑い。極に行けば行くほど受け止めにくくなるため寒い。
暖かい空気は寒い方へ動く。熱はまんべんなく均一になろうとするのです。そこで赤道付近の暖かい空気は、極に向かっていくつかの渦に分かれ、熱を運んでいきます。
この空気の流れが風です。
このように、地球の気温をまんべんなく均一にしようとする作用が、さまざまな気象現象を引き起こすのです。