書き直しします。
為末さん、競技種目の400mハードルの極限的な過酷さを私など想像も出来ませんが、その実体験を経た上での「道」と哲学的思考はまるで密教修験者のような言葉ですよね。
ある意味有り難いです。
ただ、私を含め多くの人々にとって、有り難いお話しと捉えてはいても、とても実践出来るものではないというのが本音だと思います。
学校の先生のお話しも偉い先生ほどそう捉えてしまうのです。
ーあ〜、私やうちの家族には無理!と。
教育評論家の尾木直樹氏にも言えることですが、
仰る事は正しい!
だけど、世の中そうならないよね、という人々の本音も正しいと私は思います。
人間社会とはそういうもの、とした上での実装的な考察が現実の生身の人間にもっと必要なのではと思っています。
「対話」もそういった場でこそ生きてくるような気がします。
もっと言えば、例えば、木村花さんのお母さまや伊藤詩織さん、岡本カウアンさんなどの被害者が顔出しで訴える姿こそ、本質だと思います。
残念ながら多くは、みんなダンマリです。
でも、自分だけの事ではない、世の中には同じ辛さを味わい苦しんでいる人がいっぱいいて、何とかそれを打開したいという思いから黙ってはいられない気持ちからの行動だと思います。
また、そこには経済的打算とか、自分や家族の生活を守るという「しがらみ」はあまり見られません。
そうした立場での行動こそが本質であって、そうとは言えないものは信憑性に欠けてしまいます。
そこを見極める目が多くの人々に果たしてあるのでしょうか?という危惧がどうしても出てきてしまいます。
尾木ママも為末さんもとても良い人だと思いますし、たくさん良い言葉や教えを下さっていると思います。
その上でのお話しです。それでは世の中変わらないのも事実です。そういう結果が現実であると認識しなければならないのです。心苦しいですが😫