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オンデマンドの思想 メディアの進化とアフターコロナの世界
【元学長の体験的大学論】 人工知能と少子化時代の大学の生き残りかた
《アフターコロナのオンデマンド教育のために》
アフターコロナのはずがビフォアコロナに戻りつつある日本。日本の大学はもっともっとオンライン・オンデマンド展開しなければ生き残れない。
2021年2月19日、通信制高校の求めに応じて、音楽の授業の通信教育について意見交換をした際の収録音源。その中から私の発言のみを編集しました。
2021年度はコロナ禍でのオンライン授業展開を余儀なくされました。大学の学長として、コロナ圧力を千載一遇のチャンスとしてとらえ、オンライン化とオンデマンド教育に取り組んだ経験を語っています。アフターコロナに向けたオンデマンド教育のメリットと可能性についても語っています。
《アフターコロナのオンデマンド教育のために》ぜひお聴きいただければと思います。
contents
▷オンライン化圧力としてのコロナ
・コロナ禍でのオンライン対応
・コロナ禍はオンライン化の千載一遇のチャンスだった
・Google Classroomをプラットフォームに選んだ理由
・非常勤含めて100%対応
・ひとりも取り残さない、100%の学生をサポート対応
・4月1日の教授会で宣言、5月6日からすべての授業でオンライン授業を展開
・会議もすべてオンライン化
・あらゆる業務が効率化
・Googleフォームを使い倒せ
・日本でオンライン対応が遅れているわけ
・オンラインでできないことはほとんどない
・オンラインでできることは全部オンラインでやればいい
・学長がGoogle Classroomで教職員にオンライン授業を徹底
・オンライン技術を持たない大学非常勤は生き残れない
・はじめてしまえばスキルは向上する
・障害はスキルと環境と意識だけ
・経験値で意識は変わる
・とにかく無理やりやらせる
・一日で全教職員をスキルアップ
・対面に近づけたいリアルタイムがよいという意識を捨てる
・対面がいちばんという思い込みを捨てる
・必ずしもリアルタイムである必要はない
・録画とオンデマンドの活用
▷なにがオンライン・オンデマンド化を阻んでいるのか
・文科省が対面にこだわり過ぎている
・そんなこと言っているから日本の教育は遅れていく
・オンデマンドコンテンツの活用こそ重要
▷記録できる音楽でつたえる
・音楽は瞬間芸術?いまは記録し配信できる
・文字だけでなく音楽も記録できる時代
・学生が自分で録音録画することで効果があがる
・ホールで聴く音楽が一番か?
▷スキルと意識がオンライン化を阻む
・課題はスキルと環境と意識変革だった
・学生と教職員のスキルアップをどうするか
・通信環境をどう整えるか
・必要なのは意識変革
・今後の大学教育の見通しをどう考えるか
・いまだに対面が理想
・対面に戻したくてしょうがない
・対面でしかできないことは対面でやる
・対面でやる必要がないことは対面でやる必要はない
・オンラインだからこそできることはたくさんある
・学修者本位・学修者ペースで考える
・オンデマンドの方が学修者本位になる
・自学自修する学生への転換
・オンデマンド教育の方が対面よりも効果があがる
・学生側にも記録が残るメリット
・大人数講義よりもオンラインの方が学生への個別対応ができる
・学生からのリアクションペーパーにもコメントしやすい
▷対面へのこだわりを捨てる
・対面授業を再現する必要はない
・リアル対面にこだわり過ぎちゃいけない
・オンラインを対面に近づけようと思うことが間違い
・時間割からの自由
・学年配当からの自由
・教室からの自由
▷リモート学長は可能か
▷アフターコロナのオンライン展開
・コロナが終わったらオンラインは終わりか?
・日本の対面文化の問題性
・コロナがオンラインの可能性に気づかせた
・対面にこだわるから不自由になる
・オンラインの世界でもっと自由な空間を
・アフターコロナのオンライン展開
▷時空からの解放
・日本の文科省が遅れている
・時間と空間からの自由
・教育者にも学習者にも大学にもメリットしかない
・時空からの解放〜時空を超えて
・記録技術の進化のメリットを最大限に活かしきる
・時空への呪縛からの解放を