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クソ映画、みんなで観れば、怖くない!感想戦Live

鑑賞後の感想戦 2:03:13 〜 -------------- 以下、名レビュアー、こまさんの神レビューをどうぞ🤣 『邦画の最下層到達点』★5つ中一つ。 2022年公開当時、別の映画を観に映画館に行った際に予告を初めて観て『そこに着目するって凄いやん!』と感心し、観に行こうと思いましたが、公開後のレビューやSNSが大荒れ・酷評に次ぐ酷評で、逆に観に行きたいとも思ったんですが…お金を落とすのは良くないと思いスルーしていました。 そうしたら先日、U-NEXTに新着配信がきました。 が、2022年公開であるにも関わらずポイント無しの無料試聴OKのカテゴリー。 (U-NEXTではあまりないことです) タダなら、まぁクソ映画と分かったうえで、興味本位で鑑賞してみました。 _______________ いやぁ・・・・・ 「令和のデビルマン」と云われたのも納得、クソ映画と呼ぶのも憚られるような、形容しがたい異様なモノでした。 ワンシーンごとに言いたいこと・文句があり、合計したら100は下らないはず。 退屈さだけでも★1ですが、かかっている予算や、有名な俳優を多数起用していること等も加えるなら、★1どころの騒ぎじゃない。 自主製作映画みたいな、低予算且つほぼ素人が作った映画じゃないんですから。 ■俳優達に思うこと まず、仕事を選べない若手の俳優ならまだしも、自分の良心や矜持に従って仕事を選ぶことが出来る中堅・ベテラン俳優達は、この仕事を受けるべきではないでしょう。 自分達が活躍する場を、自分達で汚してどうするというのやら。 この1本の映画の出演断ったからって、仕事に支障あるのか? 『こんなもんに自分は出られません。』と胸を張って辞退出来る人はいなかったんかいな。 ■良いテーマだったのに シン・ゴジラの大ヒットもまだ記憶に新しい中、この巨大な遺物を処理する現実的な手段や方策にテーマを絞ったというところは、素直に凄いと思うんです。 今までの特撮モノでも一切触れられてこず、観ている側も一度は考えたことがあるけど、気にしないようにしてきたテーマ。 現実的に政府主導でどう対処していくのか、非常に興味深かった。 しかし、本作の作風は最初から最後までず~~~っとふざけ倒していて、本当に勿体なかった。 ※これなら、『自分にやらせてくれよ』と思った監督や脚本家、大勢いたんじゃなかろうか。 ■つまらん 監督・脚本の三木聡氏の作品は殆ど観たことがなかったです。 B級寄りのコミカル風だったりゆるい作風の映画が多いみたいですね。 年齢は公開当時で61歳?かな? まさに、還暦越えた爺さんがブラッシュアップしないままの古い価値観とギャグセンスだけを頼りに作ったような内容でした。 とにかく、つまらない。 台詞・会話・演出・映像…全てにおいて。 小学生レベルの下品さや、昭和のジジイのクソ寒いギャグ。 面白くない下品ネタや親父ギャグほど地獄なものは無い。 劇中の人物達+製作陣どちらにおいても、中年〜老人達が内輪ノリでふざけている様を観なければならないって、観客への冒涜でしょう。 シリアスでシビアな内容を描きつつところどころ寒い描写を挟む堤幸彦も嫌いですが、最初からず~~~っとふざけ倒してるこの監督の方が救いようがない気がする。 それだけじゃなく、クソみたいな独り言を喋らせる演出に、「あなた」なんて夫を呼ぶ20代なんて日本にいねえだろ。 そういうギャグ以外の部分も、いちいち古臭い。 ■ノリ 何というか…劇中の政治家達の年齢と、発する言葉のノリの年齢が全く合っていない。 ジジイが若者の言葉選びやノリを無理して俳優にやらせているからか、常に無理してふざけてる感が付き纏い、尚更に悲惨な様になっていた印象。 終始イライラさせられた原因の何割かがこれじゃないかな。 ■一部の役者 序盤のスナイパーの棒読み演技で鳥肌が立ちました。 SUMIRE?とかいう、Charaの娘。 俳優ナメんな。 そして、菊地凛子。 女優として数々の作品に出ていながら、何だあの演技は。 俳優ナメんな。 ■作品のテーマについて 先にも書いた通り、それ自体は悪くなかった大怪獣の後始末というテーマ。 しかし、冒頭から『怪獣を倒した謎の光』が何度も触れられるので、結局リアリティ路線で政府主導でどのように怪獣の遺体を処理するかというテーマは一切真面目に考えられていない。 だったら、最初からこのテーマで作品を展開していく意味あるかね?わざわざ実在の政治家をパロってまで。 ■結末 よく分からん光が怪獣を宇宙空間に運びめでたしめでたし…。 それだけでも呆然とする醜態ながら、そこでブツ切りのように本編は唐突にエンドロールが始まる。 散々ふざけ倒しておきながら、最後急に目の前から姿を消して逃げ去るようなだらしなさ。シンプルに、失礼でしょ。 ■製作陣に対して Wikipedia 見たら、⇒本作品のプロデューサーである須藤泰司・中居雄太は「予想外であった」「三角関係が伝わらなかった」「『神風が吹かないと解決しない』という政治風刺のオチが通じなかった」などと述べている。 ・・・という文言がありました。 …だったら二度と映画プロデューサーなんて名乗らず、今すぐ転職して下さい。 伝わる伝わらない云々の問題じゃない。 つまらない難解な映画でも多少なり考察してみようと思う作品もあるが、本作はそんなことをする価値すら微塵も見出だせない。 真剣に頭と体使って真面目に映画を作ってる監督・脚本家・スタッフ・俳優達に仕事の場や予算を譲って欲しい。 _______________ 邦画の酷さもここまできたか…と悲しくなりました。 ネタ的に楽しめるクソ映画ですらない、本当にただただ不愉快な時間でした。 このクソ映画の後始末として、監督やプロデューサーは二度と映画業界に携わって欲しくないと思います。 -------------- #大怪獣のあとしまつ #映画 #k村メンバーシップ
2024年1月14日
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