のんびり地学基礎53「夏」

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【夏、そして秋へ】 日本付近では、太平洋高気圧が南から張り出し梅雨前線を北へ押し上げてしまうと梅雨が明ける。夏の間は太平洋高気圧がそのまま日本を覆い居座る。南高北低の形でよく晴れて暑い日が続く。 夏の終わり、太平洋高気圧は次第に弱まり南へ縮んでいく。すると２つの影響がでる。 変化１→台風が日本に近づけるようになり台風がたくさん来る。 変化２→上空に寒気が入るようになり夕立が激しくなる。 夏に夕立があるのは、強い日射によって温められた地上から上昇気流が起こり積乱雲が発達するためだが、秋に近づき高気圧が低く下がってくると上空に寒気が入るため、より積乱雲が発達しやすくなる。

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