めんどくさいことが未来を作る

今日から新学期や入学式など新しいスタートの日を迎える方も多いと思いますが、私のようなフリーランスにとってはあまり変わりのない日々を過ごしております。しかし、振り返ってみると学校の先生時代に忙しい事務業務をいかに短縮化するか？ということを考え、エクセル（表計算ソフト）を使って通知表に評定を自動で入力する仕組みを作ったことを思い出しました。「必要は発明の母」と言われますが、「めんどくさいことは自動化のヒント」と「めんどくさいな〜　どうにかできないかな〜」とできる方法を模索した先生の時代がありました。生徒一人一人の評定を出す時間もかかりますが、その後で、それをゴム印で全員分打つ時間も必要だったのです。それをどうにか一斉にパソコンの仕組みを使ってできないかと専門家に相談したりして作ってみるとできたのです！また、新学期と言えば連絡網の作成の時期でPTA役員が決まるのを待って学校の連絡網一覧を作っていた時期がありました。全校生徒400名ほどだったので膨大なデータを手入力していた時代があったのです。最近の連絡網はLINEで来たりするそうです。あの夜中までかかって入力していた作業はなんだったんだろ〜^^; と教員辞めてしまっているから関係ないのですが、テクノロジーの進化は学校現場にも、私たちの生活スタイルを徐々に変えてきたのです。買い物に行けば、無人レジが増え、どこに住んでいてもネットで買い物ができて、健康保険証までスマホで対応。自動化されることで今まで時間がかかっていたことがあまり時間がかからなくなり、ありがたいことでもありますが、ますます人間は「何のために生きているのか？」と自分の存在意義について考えてしまう人が増えるのではないでしょうか？通知表自動評定入力システムを開発した後、学校職員全員そのシステムを使うことになったので、自分なりに「みんなの役に立てた！」と思っていましたが、「大勢の先生のコマに過ぎないのよ！」とあっさり先輩教師に教えられ、次の学校に異動になりました^^; 公務員である以上「コマに過ぎない」教師を退職して自営業になってたくさんのHPや販促ツールを他の人のも作ってきましたが… 人間関係が終われば製作物（HPなど）も破壊せざるを得ない… しかし、残ったのはその仕組みを作成できるプロセス（過程）、レシピを知っているということ。世の中には便利な仕組みがありますが、それを「使う側」と、仕組みを「作った側」では頭の思考が違うのです。「コロンブスの卵」という有名な話があります。「この卵を立ててみなさい」というクイズに対して、人は頭を捻りますが、「卵の殻をちょっと割ってそれで立たせる」のを見たら「それなら簡単！」と周りの人が思うのです。しかし、「誰でもできそうなことを最初に行うことは難しい」ことであるし、「盲点」に気づくこと、「誰かが先に気づくこと」が、後の人を楽に導くことができる話でもあるのかもしれません。自分は「価値がある」と思ってやっていることを同時代の人が「それに価値がある」と感じてくれるとは限らないのです。有名な話が「ノアの方舟」です。ノアは洪水が来るから方舟を造るというミッションをやっていましたが、周囲の人からはバカにされたそうです。しかし、それから時が過ぎ、本当に洪水が来て、ノアの方舟が役に立つ時がきたのです！何かを作る、創造することの作業の価値を感じ取れないのは有形価値、無形価値の価値の刷り込みでもあります。最初FacebookなどのSNSなどが出てきた時も子ども遊びの延長線上のような扱いだったのが今ではビジネスには欠かせない連絡手段になりましたよね！今何かに取り組むことで、未来に時間的ゆとりが欲しいと思う方、もっと自分らしいペースで仕事をしたいなという方、完全個人指導でパソコン指導をしていますので、これからますます風の時代になっていく風に乗るためのスキルを身に付けたい方はまずは無料相談から受け付けております！

4月8日

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