かかりつけ医に求められること

ウォークインの患者さん、今、何割ぐらいが時間外診療が本当に必要なのでしょうか？そもそも『仕事が休めないから』『昼は用事があったから』と言う人は、人員の少ない時間外である必要はない。そんな事は殆どの方が調整している事ですが、そこの周知がされていない、誘導する様な対応も取られていない（時間外の加算程度）、そもそもの所を是正しないとかかりつけ医が倒れそうに思います。 また、自治体とかかりつけ医で話し合って、診療時間をずらしたら、病院に集中する事も無いのでは？と思います。救急車がタクシーとして使われる時代です。ワーキングプアも多くなって、9:00〜17:00の診療で現実的に通う事が難しい人もいます。全てのかかりつけ医が､､､とは言いませんが、ある曜日は7:00からとか、ある曜日は20:00までとか、出勤や退勤時刻を変更して、時間外診療を賄える様にしたら、病院の業務も軽減できそうですけれど、どうなんですかね？ ウチの自治体は、既に地域のかかりつけ医さん（高齢の医師）に夜間救急も担っていただいているので、これ以上の負担はお願い出来ない現状です。

かかりつけ医や在宅医療で重症化を防げれば、特に高齢者救急を減少させ救急医療の逼迫予防にも繋がるのではないでしょうか。

かかりつけ医の定義もあやふやですが、一次を担ってくれたら、助かりますし、在宅診療も増えてほしいです。そういう意味で、ジェネラリストが求められますね。