地表の水の97.2%が海水を占めています
《海の性質》
川の水と違い塩類が多く溶けています
(海水の塩分濃度→35‰=3.5%)
圧倒的に塩化ナトリウム(食塩)が占め、次に塩化マグネシウム(にがり)、硫酸マグネシウムなどの塩類が溶けており、海水の組成は世界中ほぼ一定。それは海水が大きくかき混ぜられているからである。
しかし雨の多い地域(赤道付近)は少し塩分濃度が薄く亜熱帯高圧帯(砂漠地域)の海水は濃く、気候によって若干変化がある。
《海水の層構造》
混合層(200mまで)→海水面が風でよくかき混ぜられるため水温が一定の層
水温躍層(1000mまで)→潜れば潜るほど水温が急激に下がっていく層
深層(1000m以下)→それ以下は水温が下げ止まり一定になる層