税理士勤続25年表彰式スピーチ(完全版)
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税理士勤続25年表彰式のスピーチ(完全版)
時間の関係があり、スピーチは短いものになりました。
完全版を作成しましたので、聞いてください。
国税調査官、国税不服審判所の国税審判官、外国法事務弁護士事務所の顧問税理士、大学大学院教授、外資系企業のタックス・マネージャー等を経験してきたTAXMANIA55こと細川健(ほそかわ たけし)のラジオ、Youtubeです。
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税理士の細川健(ほそかわ たけし)です。
当初、国税に勤務した頃は、良く考えずにとんでもない職場に入ってしまったことを深く、深く後悔しました。
先輩達は、優秀な人に限ってドンドン辞めていきます。
真面目に就職活動をせずに、何となく仕事を選んだツケが回ってきたのです。
10数年勤務した国税を辞めて税理士登録してからは、正に「芸は身を助く」、英語が堪能であることが初めて役に立ちました。
国際税務に特化した税理士として成功し、名前を知られるようになると、今度は、同業者から嫉みそねみを受けて、酷い嫌がらせ、誹謗中傷、業務妨害を受けるようになりました。
今もそれは続いています。
しかしながら、何が幸するか分かりません。
本当に皮肉なことですが、⑴国税勤務経験があること、⑵税理士資格があることは世間的には大きな信用につながったのです。
その結果、念願だった大学大学院教授や外資系企業のタックス・マネージャーという要職も経験することができました。
ところで、税理士登録して25年、国税不服審判所国税審判官の3年間を入れると28年はあっという間に過ぎました。
一昨年11月にコロナに罹患、コロナの後遺症の喉痛、首痛に悩まされましたが回復しつつあります。
悪戦苦闘していた『暗号資産(仮想通貨)とNFTの税務』の執筆も進み、来月にはようやく出版できそうです。
このように、自分の3冊目の本を出版できるのも、私の想像をはるかに超えたサクセスストーリーです。
これからは、体に十分気を付けて、⑴私自身の恵まれた人生と、⑵どんなときも私を笑顔で支えてくれた妻の洋子に深く感謝し、残りの人生を税理士業務に捧げていこうと思います。
本日は本当にありがとうございました。
2024年6月14日(金)
税理士 細川健(ほそかわ たけし)
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国税を悪く言うなと匿名のDMをいただきました。
趣旨としては、散々、TAXMANIA55は国税勤務のメリットを受けているではないか、それで国税の悪口🤬を言うのはけしからんという内容ですね。
内容からみて国税OBの輩のようですが、一言、「余計なお世話」です。
そもそも、匿名アカウントを作ってX(旧Twitter)に好き勝手な投稿をしたり、DMをするのは、人間として、税理士としてどうなんでしょうか?
国税に勤務した頃の絶望感は忘れられるものではなく、税理士の馬鹿息子に先輩ズラされるのも我慢なりませんでした。
好景気もあったのでしょうか、優秀な先輩ほど、ドンドン辞めていきました。
独立志向ゼロだったTAXMANIA55は、本当に途方にくれたのです。
それは同期の大部分も同様で、TAXMANIA55のように税務署から脱出できたのはほんの少しで、大部分は窓際族で定年を迎えました。
思えば、よくここまで来れました。
自分を生かしてくれる周囲に深く感謝し、自分の強運に感謝し、丈夫な体と頭を与えてくれた両親、先祖に感謝して行きたいです。
そして、どんなに苦境にさらされても、笑顔で支えてくれた妻の洋子に、心から深く感謝します。
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