最近、「好きなことを仕事にしたい」「やりたいことを見つけたい」「ワクワクすることで成功したい」といった教えがあります。あたかもそれをやっていけばうまくいくかのように思えます。
しかしながら、よくよく見ていくと、好きなことやりたいことをただやるだけでは、うまくいかないことがよくあります。
例えば、歌を歌う人が、人前に出ようとする時、ライブをする時にあまり人の反応が気にならない。ポジティブなタイプはそのまま出て行けます。しかし、そうではないタイプの場合は、歌を歌うのが好きでも人前に出ると言うことに抵抗を感じます。
また、こういう例もあります。料理において苦味が隠し味となっておいしさを引き立たせることがあります。実際プロの作家やアーティスト脚本家などが言っているのは「やりたくないことでもやれる力」。
これ恋愛や結婚に例えるとよくわかります。ただ相手のことが好きと言う段階では嫌な事はまずありません。しかし、1度でも相手に行為を伝えたり、お付き合いが始まると、嬉しい反面、嬉しくないシーンが結構出てきますよね。
相手がどう思うか、嫌な面が見えてきたりして嫌いになったりすることもあります。これと一緒で好きとか嫌いとかというのは、表裏一体であり、相関関係があるのです。このことを音声で詳しく解説しています。
実は好きなことワクワクすることをやったら良いと言う教えに疑問を持ち始めたのは20年前の時からです。そんなふうに言ってる人たちの中で、1人浮いているような気がしたのです。そのため、疑問を持ちつつも、あまり言わずにいました。しかし、後々検証していく中で、どうも言われていることと違うなと言う面が見えてきました。
20年前に行った初のセミナーでは、好きなことやりたいことの見つけ方と言うテーマで開催し、10名の方が参加をしました。その際に私が伝えた事は、好きなことを掘り下げていけば発芽するように広がっていく、またその目を育てていけばどんどんと育っていくと言うアドバイスでした。その時から20年が経ち、様々な成功者を見ていてわかったのが今日お話ししている内容です。
今日のお話を聞いて、おそらく何らかの気づきが得られると思います。その気づきをメモに書くなどして大事に持っておいてください。そうすれば、後々、その気づきが目となり育っていくようになっていきます。あなたの気づきは、あなただけのもの。自分の気づきを大事に前に進んでいってください。
とても重要なお話なので、何度か繰り返しお聞きになり自分のものとしてください。これからもユニークなテーマでお届けしていきますので、お楽しみに。
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