リングラン叙事詩スピンオフ
「ルークスの履歴書」
■設定
モーリスタティア一行として旅立つ前夜、ルークスが旅支度の最終調整を行っていたところ、師であるトモカーサ魔導士長がルークスの部屋に訪れる。
■登場人物
トモカーサ魔導士長 :さかもっちゃん
魔術師ルークス :さわろう
■制作背景
サカMOTO監督は登場人物各々にしっかりと背景と生い立ちを設定されています。当方演じるルークスについても例外なく、拝見させていただきたいと、監督にお願いしましたところ、快く送付いただきました。
拝見させていただいたところ、しっかりと長文でルークスの生い立ちについて記載されていました。
当方だけ知るにはしのびないということで、それを少しなぞらせて頂き、魔導士長との対話という形で、ルークスの履歴書について制作させて頂きました。
サカMOTO監督とリングランで共演させて頂いたことは、本当に想い出となりました。
そして本編の最終章は、6.25 13時公開!
泣いても、笑っても、これで最終回!
是非、お聴きくださいませ。
【予告CM】「リングラン叙事詩」最終章 絆
https://stand.fm/episodes/6668b9a93640c61bf3cef330
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
とある世界 とある時代 私たちが知ることのない場所にリングラン島という島がある。
この島に一つの神話があった。
太古の昔。 二つの神による天界の争いがあった。
光の神ヴィシュ。闇の神デーム。
両者の争いは大地を揺るがし、 互いの従える竜による戦いは、
やがて大地を割き、 大きなうねりは山脈を作り、
吐かれる炎が大地を焦がし砂漠となった。
そして双方の神と双方の竜の戦いが終わり、 大地に堕ちた竜の骸を苗床に、草原は大きな森となった。
そして伝承は続く。
竜の目から生じ散らばりし水晶を、神の台座に捧げしとき、
その地はあるべき姿へ回帰せん。
リングランに伝わりし、神話である。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
四方を海に囲まれ、一部の交易以外は全て孤立した島、リングラン島。 平穏であったこの島に大きな激震が走った。 辺境の国家であるスレイアール帝国が隣国のザスアル王国に攻め入ったのである。 ほぼ無防備であったザスアル王国騎士団の必死の抵抗も虚しく、一昼夜でザスアル王国は陥落し、騎士団の数多くは戦死し、残ったものも各地に散らばった。その一部はその昔、リーデランド王国戦士団長であるメルキア公が興したメルキア公国に下るほか、各地で傭兵になるものも多かった。 スレイアール帝国はさらに東進を画策し、東方の砂漠国家リーデランド王国へも侵攻の準備をすすめつつあった。 この大戦に対して、最大の抵抗勢力として名乗りをあげた国家が最古の国家であるモーリスタティア王国である。 王国の従える騎士団・戦士団、同国正教会、同国魔術協会が協力体制をとりつつ、対抗勢力を整え始めた。 それに対抗するかのように、スレイアール帝国は滅亡させたザスアル王国跡地に要塞都市バアルを建設。 リングラン島は大きな戦乱の世となった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
#ボイスドラマ
#リングラン叙事詩
#ファンタジー
#声優