stand fmパーソナリティー×Kindle出版サポートのサクラです。
皆さんは、電子書籍をKDPセレクトに登録していますか?
今日は、Kindle電子出版に関するワンポイントアドバイスをお届けします。
Kindle出版は、KDPセレクトに登録すると、印税が70%だったり、Kindle Unlimitedに登録している人に読んでもらえたり、無料キャンペーンが使えたりするのでオススメですが、その書籍はAmazonでの独占販売となります。
KDPセレクトの規約には、「KDPセレクトに登録された本のデジタル版は、Amazonでのみ販売および配信できる」と明記されています。
例えば、noteなどで電子書籍を販売したり、特典として配信している人を見かけますが、これは著者自身であっても、同じ内容を他のデジタル形式で配信することは許可されていませんので注意が必要です。
また、PDF形式での配信も実質的に同様の書籍に該当するため、許可されていません。
では、音声配信はどうなのでしょうか?
KDPセレクトの条件においては、書籍の内容を動画や音声配信として公開することはデジタル書籍の形態とは異なるため、通常問題ありません。
最近では、音声で配信したものをAIで文字起こしし、他のプラットフォームに掲載する人も多いかと思いますが、それをそのまま書籍にする場合、全文をそのまま載せると出版申請の際に指摘を受ける可能性があります。
これは出版後であっても同じで、書籍の内容を同じデジタル形式で他のプラットフォームに配信することはNGとなっています。
Kindle電子書籍が他のSNSと同じように気軽に出版できるので、混同しやすいですが、これはPDFではなく、正式な書籍ですので、この点を今一度ご確認ください。
今日もお聴きくださり有り難うございました。
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