Mitsuru作詞・作曲によるオリジナル音源。
21歳の感性が紡ぐ音楽を、当時の録音にてお楽しみください。
「バトン」(作詞・作曲: Mitsuru)
僕らはバトンを繋いでく
命と愛を繋いでく
小さい頃いつも寝る前考えていた
僕ら死ぬんだって
おじいちゃん おばあちゃん お父さん お母さん
お兄ちゃん 親友 いつまでもここにいてよ
果てしない十歳の僕の悩み
もし変わることができたなら
僕が代わりに死ねばと思ってた
僕らはバトンを繋いでく
明日へと命を繋いでく
気がついたら白髪は増えて皺も深くなっていた
お父さん お母さん
手を合わせて心の中にありがとうと呟いた
おじいちゃん おばあちゃん
生まれたときの0歳の僕の写真
涙が出るくらい あなたは笑ってた
幸せな顔をしていたんだ
僕からバトンを繋いでた
逆方向から繋げてた
そのバトンの意味を知るとき
生まれてきてよかったと思った
僕らはバトンを繋いでく
命と愛を繋いでく
そのバトンを渡すとき
伝えたい 生まれてよかった
ラララ
バトンについて。【Mitsuruより楽曲解説】
命のバトンを受け継いで生きているのだと知ったとき、生命の哀しさを憶えました。また、これからおそらく私より先に死んでゆくであろう家族のことを考えると、とても耐えられません。私の方が先に死を迎えたいと思いました。
ところが、私が生まれたときの写真を眺めていると、バトンは一方向ではないことに気づきます。
私が生まれたこと、生きていること、たったそれだけのことで、親や祖父母へ渡せるバトンがありました。そしてそのバトンを、私も受け取るときが来るのかもしれない。そう思えたとき、生まれてよかったと心から思ったのです。
ちなみに、この曲が誕生したきっかけは、兄の結婚報告です。兄と奥さん、両親の四人が写っている写真が、メッセージと共に送られてきました。歳をとった父母と、すっかり大人になった兄を見て、このバトンについて自分が考えていたことを思い出しました。
結婚式当日の朝、式場へ行く兄を引き止めて、実家の座敷でこの曲を演奏して贈りました。決して涙を見せなかった兄の泣き崩れる姿が、今も目に焼き付いています。
#オリジナル曲
#作詞
#作曲
#音楽
#ミュージック
#シロハル
#音楽好きな人と繋がりたい
#スタエフ
#スタエフはじめました
#スタエフ盛り上げ隊
#弾き語り
#ギター弾き語り
#ギター
#家族