ハビタブルゾーンにある地球🌏
地球の重要な特徴と言えば
①液体の水である「海」があり
②そのおかげで生命が存在しているということ
ではなぜ海が現存し生命が存在し続けることができているのか?
《海ができた理由》
地球の誕生時、激しくぶつかり合う微惑星たちはもともと水を保有していた。衝突のエネルギーによって原始地球は高温のドロドロのマグマの塊の状態だった。次第にマグマオーシャンの中の水が水蒸気となり冷えて雨雲となって地球を覆った。さらに地球が冷えてくると年間雨量10mの雨が1000年間降り続いた。その雨のおかげで地球は全てが海に包まれた水の惑星となった。
《海が今も現存できている理由》
地球のお隣の金星も火星ももともとは水があったのに今は無くなってしまった。
金星は地球とほぼ同じ大きさだが、太陽に近すぎて表面温度が熱すぎて水は蒸発・分解してしまった。
火星は地球より小さいため引力も小さい。そのため水を地表に留めておくことができず水蒸気は宇宙空間に放出されてしまった。
このように地球は太陽からの距離や惑星の大きさ、表面温度や気圧などの条件をクリアして奇跡的に海を保持し続けられている。たくさんの偶然が重なりハビタブルゾーン(生命居住可能領域)に位置しているのです。
しかし6億年後、海の水はマントルの中に持ち込まれ地表の水は全て無くなってしまうという計算もあるそうです。
そしたら生命は存在できなくなりますね。