シロハル・Mitsuruのオリジナル曲。
言葉を大事に紡ぐMitsuruらしい一曲。
歌詞にもご注目ください。
若き日のMitsuruによるオリジナル音源でお届けします。
「僕の歌で世界を変えられない」(作詞・作曲 Mitsuru)
僕の歌で世界を変えられない
とても悲しいことだけど
僕の歌で君を救えない
とても苦しいことなのさ
世界に僕の歌は変えられる
夜なら朝 朝なら夜を歌うのさ
君の気分に僕の歌は変わる
晴れなら恥ずかしくて
雨なら必死に歌うさ
僕の歌で世界を変えられない
争いのない 平和をまだ夢見てる
僕の歌で君を救えない
生きてほしい それだけの願いなんだ
僕の歌で世界を変えられない
心は深海のようさ 素潜りの僕は溺れそう
僕の歌で僕を変えられる
そしたら君は 少し笑ってくれるかな
僕の歌で君が変わる
僕の歌で世界が変わる
Mitsuruよりメッセージ⇩⇩
Mitsuruです。素敵なご感想をお寄せくださってありがとうございます。
僕がこの曲を作ったのは、東日本大震災の直後でした。あまりのショックに、何もできない自分が情けなくて憎くて仕方なかったときです。ご存知のとおり、当時の日本にはエンタメに対して、冷たい風が吹いていました。毎日のように災害の様子がニュースで伝えられる中、僕には歌をうたうことしかできない。それが一体何になるんだろう。なんて虚しいことをしているんだ。ずっと葛藤していました。そこで、実際に被災地に行くことにしました。被災された方々はとても笑顔で迎えてくださって涙が出たのを憶えています。そのとき、自分の感じている世界、被災者の方々が見ている世界、日本人、外国人…一人ひとりそれぞれ違う世界があることを改めて痛感させられました。そこで気づいたのです。僕の見ている世界を、僕の歌で明るくすることができる。そして、僕が笑えば誰かに伝染する。誰かに伝染したものが、他の誰かへ。そうやって、一人ひとり見ている小さな世界に、歌は波紋を起こすことができるのではないか。そして、この歌になりました。是非、皆さんの心にも届いてくださったら嬉しいです。
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