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上質の極みを実感

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こう、なんて言うんですかね、上質としか言いようがない結婚披露宴に出席してきたんですよね。 長年の友人の息子さんが結婚するってのに、親の友人として出席ってのは結構ユニークなんじゃないかと思います。 で、新郎新婦そろって、まぁとんでもないハイスペックなカップルなんですよ。 まぁ具体的なことはさすがに書けませんが、二人の経歴、つまり学校にしろ職場にしろ所業にしろ、これまたなんて言うんですかね、非の打ち所がないって言ったらありきたりですが、ホントそんな感じ。 てことは、披露宴に呼ばれて出席してる人たちも、まぁとんでもない超絶ハイレベルの人たちなわけだったんですよね。 あんれま、こんな会の中に私が呼ばれて出席してる事自体、なんか相当に場違いとしか言いようがないわけです。 でも、これまたナンていうんですかねぇ?比較とかひけらかしとかドヤりとか、よく有りそうなその手の感情や雰囲気が皆無なんですわ。 これぞ真の上流?って思いましたよ。 そして極めつけは、席次表ですね。 今まで何回かでてきた披露宴では、さすがに披露というだけ有って、どんな大企業の重役だとか、すんごいどこぞの大学の教授だとか、その手の所属と役職がこれみよがしに書いてあるもんじゃないかと認識してたんですが、今回のは徹底してましたね。 名前に添えられている「肩書」は、親族関係以外は「恩師」「上司」と他は全員「誰々の友人」でした。 学校名とか職場タイトルとか書かれてたら卒倒するするほどのハイスペックに違いないんですが、別に参列者が知らなくてもいいことですしね。 新郎新婦の紹介も、学校名や職場の記載は無く、生年月日・出身地・趣味・座右の銘・ひとことメモだけが、日英でサラリと記載されてるだけ。 だってまぁ出席者全員、どれほどの人物かはよく知るところなのでねぇ、わざわざ書かんでもえぇということでしょう。 あと良かったのは、日英の2か国語進行でした。日本語わからない友人が数名参列してたからですね。 したがい、司会進行の人も話した内容を即興で要約し英訳なんて場面も多かった。そして当然その逆も。 日本語だと堅苦しい感じになるスピーチも、英語モードになるとフランクでダイレクトでエモーショナルって感じに聞こえ、いっそ結婚式は全部英語でもいいじゃね?と一瞬よぎりました。 もちろん新郎新婦そろって超絶グローバルなわけですが、披露宴進行は徹底した「和」でしたね。 お色直しで戻ってきたら、スーツとドレスでなく、紋付袴に振り袖でした。そっか!ここ日本だからねぇ。和を極めるのが王道ですわ! もちろんメニューも徹底した和食でした。アスパラ・モンブラン・アイス以外のカタカナは無く、ほぼ全部漢字でした。 なにかこう、邪気を全部洗われたような清々しい感じになって帰宅してきたわけでございますねー、はい。
8時間前
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