この番組は映画をこよなく愛する、田村淳の大人の小学校「シネマ語り部」部員が他愛もない映画話を音楽的視点からゆる~く語る番組です。
🎦🎦🎦🎦🎦🎦🎦🎦🎦🎦🎦🎦
第18作目は監督、スタンリー・キューブリック。原作、アンソニー・バージェス
1971年公開「時計じかけのオレンジ」です。
出演はマルコム・マクダウェル、パトリック・マギー、マイケル・ベイツ他。
<ストーリー>
近未来のロンドン。ライバルの非行グループと喧嘩に明け暮れたり、ホームレスを袋叩きにしたり、暴力とセックス、不良の限りを尽くしている15歳のアレックス。仲間内での不和が起きる中、ある時お金持ちの家に強盗のため押し入るが、アレックスは婦人を殺害ししてしまったのち、仲間たちの裏切りにより警察に逮捕され、懲役14年の刑に処されてしまう。模倣犯を装っていたアレックスは、悪人を善人に改造するという「ルドヴィコ療法」に自ら志願。強制的に目を見開かされたまま残虐な映像を見せられることで、一切の暴力行為に対し、生理的拒絶反応を引き起こすようになるという実験を施されたアレックスは、入所前とは違った“真人間”としてなり、刑期を早め、出所することとなるのだが…。
暴力、セックス、犯罪、欲望の限りを尽くす描写は社会に衝撃を与え、アメリカでは17歳未満の鑑賞を禁止、イギリスでは映画の内容を思わせる殺人事件が発生したことで、関係性が取り沙汰され1999年まで上映禁止となった。
しかし、全編に彩られた前衛的な現代アートや映画手法はその後の映画や芸術界に多大な影響を与えた。
主人公が「雨に唄えば」を歌いながらの暴力シーンは今でも語り継がれるほど、映画史に刻まれている。
50数年経過した今でも、新鮮で色褪せることのない歴史に名を刻む名作である。
我が番組のMC、映画語り部部長はせぴょんが選ぶTOP OF TOPの1本。
トークにも出て来ますが、この映画に影響を受けた映像作品が沢山あるそうです。
現在はPrime Video、U-NEXTにて配信中です。
刺激的な映像と内容をぞくぞくしながらお楽しみください(*^-^*)
🔹◇🔹◇🔹◇🔹◇🔹◇🔹◇🔹◇🔹◇
今回番組内でご紹介するのは
エルガー作曲 「威風堂々」
London Philharmonic Orchestra, Sir Georg Soltiの演奏でお楽しみいただけます。
https://www.youtube.com/watch?v=C8oHhW9HhJo
🍂🍁🍂🍁🍂🍁🍂🍁🍂🍁🍂🍁🍂
『シネマのおと』ではご感想のレターを募集しております。
○お名前 ○感想、質問、リクエストなど をご記入の上スタンドエフエムの【レター】機能よりメッセージをお送りください。
または tamusyobc@gmail でも随時受付しております。
それでは・・・素晴らしい映画の世界へ。ようこそ。
#田村淳の大人の小学校
#TamusyoBC
#映画のおと
#シネマのおと
#映画音楽
#シネマ語り部
#時計じかけのオレンジ
#スタンリーキューブリック
#シネマノート
#しねまのーと
#放送部