どうして「ついに」かというと、最後の交通違反から5年無違反すぎるのを虎視眈々と待っていたからなんです。
5年以降に新免許を取れば、ブルーがゴールドになるぜっ!ってのが不純な動機ですw
免許にもいろいろありますが、一番ポピュラーなのは運転免許、ですかね?
一般市民が欲しい免許の中で、主に年齢制限だけで誰でも受験できるので、運転免許試験場はいつもまぁ有象無象の人人人ヒトひとHITOですね。
実は私は16の時に原付免許を取った頃からいままでずっと、試験場ファンなのであります。なんともはやこの雰囲気が好き。はい、変な人自覚です。
試験場ファン?なんじゃそれ?だと思いますが私の興味ポイントを羅列します。
免許を取る、という表現を皆使いますが、要は人が運転できるように作られた機械を、決められた法律のもとで運転できる能力が有れば、それを公安委員会が認めましょうという制度です。
免許が無ければ無免許運転で違反、有っても違反すると反則金罰金などなどってのはおなじみのところです。
なので本来の文字とおり、運転免許試験場ってのは「試験」をするところであって、法規(学科ともみな呼んでますが)と実技の試験をするところです。
そう、両方の能力を持っていれば誰でも朝試験場に行って試験の申請をし、学科と実技に受かれば帰りには免許をゲットできる所なわけ。
一応視力などの適性検査はあります。
いやいや、クルマの免許は何十時間も勉強して段階踏んだ実技教習して、たいへんなんだぜという方、そのとおりです。
っがっ! 繰り返しますが、どこの教習所に行かなくても、技術と知識が有ればその日に受かって免許ゲットです。
要は、その知識と、とりわけ技術ってのが難しいと言われるのですね。
ここの認識っていうか考え方が、日本の人々のほとんどが「教習所」に通うことがマストだと思われてるようです。
でも、おおもとの建付けは、試験に受かりゃ合格ってことです。
一方、公認教習所で技能合格レベルと認められた人には、試験場での技能「免除」という特典がついてるだけですね。
はい~、ここまで読んでいただいてお気づきかもしれませんが、私は学生のバイト代をせっせと試験場に注ぎ込んで免許を取るってことにハマってしまっていたんですね。
いわゆる一発試験って言われるやつです。
不合格ならまたゼロからやり直しって試験です。
でもまぁ学科は受かれば次回は免除ってことですから、学科だけの原付と小特免許以外の試験では、技能が受かるまで通い詰めることになります。
何回で受かるかなんて、そりゃわかりません。
1回で受かる人も中には居ますが、私は免許ごとに通った回数ってのは原付の1回を除き、3,2,11,9,11,8回
ちゃんと練習しろよってことですが、結果的には練習は「試験場のコース」でした。はい、試験そのものですね。
通ってるうちに他人の動きや、横つながりで情報交換などなどを駆使し、数でこなすという不器用なやり方。
妙な連帯感もできるので、こういうのも味があります。
一回落ちるごとに数千円かかるので財布には痛いものの、現在だと10回落ちて4万円強、激安じゃないスカ?
そう考えると学生にはホントありがたかったですね。
当時は免許ごとに1がつけられてて、7個付けるのに10万円かからなかったよ、と。金額が安かった時代ってのがバレますが。
時は流れ、勤め人になると平日行けないぜっ!ってことで思い立った頃に趣味で教習所へ。
なんと会社の福利厚生ポイントが倍付けできるってのがわかり二種免許のコース。職業訓練の公金補助もつきます。ついでに大特一種も通い。
初めて通った教習所、いや~ためになったわぁー、楽しいわー、って感じでしたが、まぁ結構な散財。
試験場では運転を何も教えてくれませんが、教習所はホント教えるプロだらけですごかった、当たり前だけど。
で、教習所の合格証書をもってまた学科を受けに試験場に行くわけですが、いや~ホントわくわくでしたね。
300人位の巨大教室が学科試験会場だったんですが、その最後に中型二種ひとり、大型二種ひとりがポツンと受けてるって絵が、笑えるいい思い出になりました。
ここでも有象無象の一人が試験中にブチ切れて奇声を発して退場になったり、駄目だって言ってるのに携帯なって退場になったりと、人生模様ありですなー。
てなことで、今回も一発行くぜっ!っと思って試験場に朝早く行ってけん引二種受験を申請したら、
「はい~、12月まで車両予約の空きがありませんなっ」と。
予約票の通りまた来やがれ状態です。一回落ちるごとに1週間以上の覚悟が必要。
うむ、1年くらいかかるかも??
それと関係ないけど、昔は技能試験の詰め所には外国の人は見たことなかったんですが、今回見た感じでは9割以上が外国人だったです。
でも申請書も、窓口の係の人の対応も、完璧に日本語オンリー。
うわぁ~、英語すら使ってくれないの?めっちゃハードル高いやん!
それなりに上手に日本語会話ができているパキスタンの人が、この前言われた申請準備内容と違う!とブチ切れてました。
警官とおぼしき4人でなだめてましたが、来場者に話している彼らの日本語の内容が、私でもわかりにくかったですわ。聞き慣れない漢字の単語だらけで。
免許試験場ってことで、いろんな力が作用してるんだとは思いますが、あぁー日本ってのは世界一難しい日本語を強制する国なんだなーと感じたハナシでした。