度々のコメント失礼します。
橘玲氏の第二作目の小説『永遠の旅行者』を思い出しました。主人公は銀行の支店長の息子で父親は離婚して愛人と暮らし、大学在学中に司法試験に合格、大手のローファムに入所。同僚の自殺をきっかけにパーマネントトラベラーになってという導入部分の小説でした。節税のためにそうなる人がいるというのは底辺の発想で、この小説の主人公のように煩わしい人間関係から逃れるためというのが本当のところだと思いました。
I時間でメールが500通なんて世界は想像できません。
小説の主人公はある事件に遭遇しますが、その事件が収束すると旅行者に戻ります。
風天の虎さん、ヨーロッパのジプシー(ロマ)のようにどこか憧れを持ってしまいます。
でもアンジェリーナは上級国民系の漂泊の民なんですね。
大変な人生だと思います。