こんにちは。溝口駅長です。
今回は、スマートフォンを使って手書き文字を簡単にテキスト化する方法をご紹介します。実は、ふだん何気なく使っているGoogleの検索画面に、とても便利な機能があったんです♪
意外と知られていないGoogleレンズ
Googleの検索窓の右側に、マイクとカメラのマークがついているのをご存知でしょうか?
マイクは音声入力用ですが、今回注目したいのはカメラのマーク。これが「Googleレンズ」機能です。
一般的には、写真に写っているものを特定したり、似た画像の検索に利用されています。
これだけだと思いきや、実は手書き文字のテキスト化にも使えるんです!
手書き文字をテキスト化する手順
準備
Googleの検索画面を開く
カメラマーク(Googleレンズ)をタップ
撮影
テキスト化したい手書き文字を撮影
ホワイトボードや手書きのメモなど、何でもOK
文字の選択
撮影した画像の文字部分をタップ
AIが自動的に文字部分を認識
「すべて選択」を選ぶ
テキスト化
選択した部分を「コピー」
メモ帳、Word、Excelなどのアプリに貼り付け
認識精度について
実際に試してみた結果、以下のような特徴がありました。
良い点
汚い手書き文字でもかなりの精度で認識
縦書き・横書きどちらにも対応
印刷された文字はほぼ100%の精度で認識
注意点
文字の配置によって順番が前後することも
行間の詰まり具合で誤認識の可能性
完璧ではないので、変換後の確認は必要
活用シーン
会議でのホワイトボードの記録
手書きメモのデジタル化
印刷された文書の電子化
講義やセミナーのノートのテキスト化
おわりに
有料の文字認識ソフトもありますが、たまに利用する程度なら、無料のGoogleレンズで十分対応できます。
AIの発達により、このような便利な機能が手軽に使えるようになってきました。
「こんなことできないかな?」と思ったら、まずは調べてみることをお勧めします。便利な解決策がすでにあるかもしれません。
※より詳しい使い方については、後日動画でもご紹介する予定です。