松任谷由美さんのハローマイフレンドは私が退社する夏によくかかっていた思い出深い曲です。その頃の自分の気持ちと重なる部分もあったので当時、CDも買いました。いつの間にか、気付けば自分の一部のようになっていた憧れの会社を結婚を機に退社するのは何とも言い難い寂しさがありました。誰に強制された訳でも無く、結婚したら会社は辞めると決めていたので、別に会社に不満があったわけでもなかったのですが、自分の一生を過ごす場所はここではないと感じていたのかもしれません。ノートに精神的な面も含めて退社のメリットとデメリットを書き出していた記憶があります。大会社を辞めたら、何だか、ただのペコリス🐿️になってしまったようで暫く、虚無感にさいなまれていました。この寂しさは長年、会社に依存し、定年退職迎えた多くの人達の気持ちと重なる部分があるのかもしれませんね。私は依存するところまで長く勤めてはいなかったので、今まで自分の気の向くままに生きてきましたから、偉そうな事は何一つ言えませんが、やはり自分の頭を使って考え学んで生きていくということは、生き生きと年を重ねていくための最低条件なのかもしれませんね。