恒星の一生
宇宙空間のガス(水素)が集まっている場所(星雲)で星の赤ちゃんができる
赤ちゃんの中心部は高温高密度になって水素が核反応を起こしヘリウムを作り続けるようになる→星として輝き始める
ここから星の一生のほとんどに当たる主系列星の時期に入る
【主系列星】
・重い星ほど明るく青白い→短命
・中くらいの重さの星は黄色い
・軽い星ほど暗く赤い→長命
重い星ほどすぐ水素を使いきってしまうので寿命が短い
【赤色巨星の時期】
中心の水素を使い尽くすとヘリウムの芯ができ、次には芯の周りにある水素で核反応を始める
核反応により更に高温になると星は膨張し始め、中心から離れた星の表面は温度が低くなっていく→表面積が大きくて温度が低いがとても明るい時期
【軽中程度の重さの星の最期】
☆白色矮星の時期へ
ヘリウムなど軽い元素までで反応を終えてしまうとガスが抜けて芯が残る
中程度の重さの星は小さく爆発して(新星)芯が残る→この芯が白色矮星で、とても小さく高密度で高温だが暗い
【重い星の最期】
☆超新星爆発へ
重い星はヘリウムがさらに核反応を起こし炭素、窒素、酸素とどんどん重い元素を作っていく(膨張し赤色巨星の時期)
鉄が出来るとそこで核反応が終わる
エネルギーを失い重力で縮んでゆく
その反動で大爆発を起こす
爆発後に残るものは重さにより違う
ある程度重い星は
①中性子星になる
陽子と電子がくっついてしまい全て中性子でできた星
↓
更に重いと
②吹き飛ばされ何も残らない
↓
とてつもなく重いと
③ブラックホールができる