サクラ出版「女神の誕生日」プロデューサーのサクラです。
あなたには、忘れられない一皿がありますか?
そして、その料理の向こうに、人の顔や物語が浮かぶことはありますか?
私は、コロナ禍に、飲食店を応援したいという気持ちから、小さなフレンチレストランを取材させていただいたことがあります。
オンラインであっても、マスクを外して画面に映ることすらためらわれていた頃のことです。
お話をうかがいながら、シェフの語る修業時代の話にぐっと引き込まれました。
海外で修業されていたこと。
そして奥様も料理人で、修業先で出会われたこと。
普段はそんな話を聞くことがなかったので、その舞台裏の話は、ご夫婦が身近に感じられた瞬間でした。
小さなお店のカウンターの奥にいたシェフは、実直で無口な方。
接客に出てくるとちょっとぶっきらぼう。
いつも笑顔で迎えてくれるのは、奥様。
お客様との距離を、ふんわりと縮めてくれる明るく優しい方でした。
たまに注文が重なると、厨房からシェフが出てきて、お皿を運ぶ。
そんな姿にも、ご夫婦の仲の良さや思いやりがにじんでいて、心が温かくなりました。
シェフの料理は、繊細で華やかで、丁寧につくり込まれたものばかり。
「うちの旦那の料理は、本当においしいんです」奥様がそうおっしゃるたびに、うなずいてしまう。
スープも料理もデザートも、あと一口でいいから食べたい、と余韻を残す物ばかり。
そのお店にはもう何年も行けていませんが、時々SNSに流れてくる写真を見ては「あぁ、また行きたいな」と思うのです。
毎回メニューは違うのに、“あ、これはあのシェフのお皿だ”とわかる。
その料理のひと皿を見ただけで、ご夫婦の顔がふっと浮かんでくる。
やっぱり、料理にはストーリーがある。
そして、その作り手にもストーリーがある。
味は記憶に残ります。
でも物語はもっと深く、心に残ります。
あなたには、そんな「心に残っているストーリー」がありますか?
今日もお聴きくださり、有り難うございました。
◆女神の誕生日◆
https://consulting.sakura-adventure.net/megamibr/
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