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二つの宇宙論について

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🎙️ こんばんは。そして「Matt's in the Stars」へようこそ! 沖縄在住の英語講師マットです。 これまで英検・TOEFL・TOEICなどを通じて、数多くの学生を国内外の大学・大学院へ導いてきました。 今日は、PBSの動画を日本語で解説したものを聞いてください。 いま、天文物理学で、宇宙の法則を解き明かさそうとしています。 天文学が趣味なので、これらの思考実験のような話は大好きです。 --- 🪐要約:「神に選択の余地はあったのか?」──宇宙の“微調整”問題を探る 物理学の根本的な謎の一つに、「なぜ私たちの宇宙は生命が存在できるほど“都合よく”できているのか?」という問いがあります。これはアインシュタインがかつて投げかけた「神は宇宙を創る際に選択の余地があったのか?」という哲学的な問いと深く結びついています。 --- 🔬 宇宙はなぜ“微調整”されているように見えるのか? - 宇宙の基本定数(例:ヒッグス粒子の質量、宇宙定数など)は、理論的にはもっと大きいはずなのに、観測値は異常なほど小さい。 - これは、まるで“何かが完璧に打ち消しあって”今の数値になっているように見える。偶然とは思えない精密さです。 --- 🏹 物理学者のジレンマ:壁の的に当たった矢 - 例えるなら、「目隠しで矢を放ったら、壁の小さな的にぴったり当たった」ような不自然さ。 - これを「理論上自然であるはずの大きな値」と「観測される異常に小さい値」とのギャップとして問題視。 --- 🌌 可能な説明:2つのシナリオ 1. 隠れた物理法則がある説(必然説) - まだ見つかっていない物理法則が、高次の理論(UV理論)と我々の観測できる世界(IR理論)を自然につないでいる可能性。 - この場合、宇宙は「そうなるべくしてなった」。 2. マルチバース説(偶然説) - 宇宙は無数に存在し、それぞれ異なる物理法則を持つ。たまたま生命が存在できる宇宙に私たちがいるだけ。 - これは「数え切れない偶然の中のひとつが当たった」ことを意味する。 --- 🧠 結論:この宇宙の精密さは「偶然」か、それとも「必然」か? - どちらが正しいかはまだ分かっていないが、いずれにしてもこの“出来すぎた宇宙”の姿は、私たちに何かを語りかけているかもしれない。 - 子どもたちにも「なぜこの世界はこうなのか?」という視点を持たせることが、未来の科学者や探究者を育てる第一歩になる。 - 🧑‍🏫 プロフィール|講師紹介 - 合格者数 2万人以上 - 沖縄で40年続く英検専門塾・澤田英語学院の学院長 - 英検1級/TOEIC満点/TOEFL110点/国連英検A級 - 米大学院(経済学修士)修了 ✈️ 試験対策だけでなく、「宇宙」「芸術」「世界の文化」「最先端技術」など、 知的好奇心をくすぐる話題を幅広く発信しています。 --- 📘 澤田英語学院・学院長のブログはこちら https://ameblo.jp/matt-sea/
7月2日
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